空手流派「月心会」では4段以上の人が「袴」を履くらしい・・・
以前、空手の昇級試験の際、 月心会の記念写真を掲載しました。 ↓
 ↑月心会HPより
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で、ブロガー仲間の晴雨堂ミカエルさん ↓ http://seiudomichael.blog103.fc2.com/
から、 「月心会」では、袴をはくんですか? という質問がありました。
実は、これ、 私も気になっていたんです。
と、いうのも、 空手にはいろいろな流派がありますが、 袴を履く団体というのはあまり見たことがなかったからです。
先日、初稽古のあとの鏡開きのとき、 たまたま師範の先生が近くに座られたので、
「どうしてエラい先生は、 袴を履くんですか?」
と、思いっきり素人な質問をしてみました。 (まだ10級だから、許されるでしょ^_^;)
月心会では、4段以上の人は、 袴を履くことに決まっているのだそうです。
ある意味、ステータスなんでしょうね。 これは、月心会特有の慣習なのだそうです。
家に帰って、 月心会より、さらに琉球武道にこだわった流派で 空手をやっている夫に話したところ
「もともとの琉球空手には、空手着さえなかった。 本土(沖縄から見た日本という意味です)に空手がわたったとき、 柔道着を真似して空手着を作ったんだよ」
と、教えてくれました。
そうなんです、琉球空手は、 もともと薩摩支配のもと、
武器を取り上げられてしまった土地の人々が 秘伝中の秘伝によって受け継いできたもの・・・・・・。
だから、本来、基本は上半身裸、 なんだそうです (沖縄、暑いですしね^_^;)。
しかも、よく考えると 袴といえば、日本武士の正装・・・・・・。
「月心会」宗家(一番エラい人)の岡田先生という方は、 いろいろな流派を学んだ末に、月心会を開いたそうなのです。
夫がいうには、
「琉球空手を中心にしてるけど、 袴を履くってことは、 本土空手(琉球空手は完全な武道ですが、本土空手はスポーツ色が濃いのです)の
やり方が混じってるってことだと思うよ」とのこと。
いろいろミックスしてできているんですね(^_^;) ま、これは、月心会の師範には言えませんけど~ (ナイショ、ナイショ^_^)。
着るもの一つで、 いろんなことがわかるんですね、 なかなかおもしろいものです。
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